スープジャー夏の食中毒対策|安全に使うための注意点とNG食材解説

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保温に優れたスープジャーでも夏は食中毒の危険があるのを知っていますか?

スープジャーを使う場合は、予熱をしたり6時間以内に食べきったりするなど注意しなければいけないことがあります。

特にお弁当に持たせる場合、家族の健康を守るためにも正しい知識が欠かせません。

夏でも安心して使える方法が分かれば、スープジャーを使ったご飯のレパートリーもグッと広がりますよ。

この記事では、スープジャーを夏でも安全に使うための注意点や具体的な対策、避けるべき食材、そしておすすめの使い方まで詳しくご紹介します。

 

スープジャーの持ち運びには、保温力の高い製品を選ぶことが必要不可欠です。

保温と言えば、象印のスープジャーが他の製品に比べて保温力が高く、6時間後も60度以上をキープしてくれます。

スープジャーと専用ポーチの色がそれぞれ3種類から選べるで、お気に入りの色でテンションも上がりますね。

 

スープジャーを夏に使うと食中毒になる?注意点と対策を解説

スープジャーは、内容物の温度が下がることで食中毒の原因菌が繁殖しやすくなります。

特にカレーや味噌汁、乳製品などは腐りやすく注意が必要です。

高温を維持し、6時間以内に食べきることが安全に使うための基本となります。

  1. 調理直後の熱々を詰める
  2. 容器をしっかり予熱しておく
  3. 内容量は8〜10割で空気を減らす
  4. 腐りやすい食材は使わない
  5. 6時間以内に必ず食べきる

この5つのルールを守ることで、食中毒のリスクは大きく下げられます。

食中毒の原因菌が好む温度は20~50度

菌は20〜50度の温度で最も活発になります。

この温度帯に料理が長くさらされると、O157などの菌が急速に増殖し、食中毒に繋がってしまいます。

スープジャーの保温力は約6時間が目安です。

それを超えると温度が菌の繁殖温度帯に入りやすくなってしまうため、朝に用意したら、昼過ぎまでに食べ切ることが鉄則です。

スープジャーに入れるべきでない食材

カレーや味噌汁は一見定番ですが、実は夏には不向きなメニューです。

じゃがいも入りの味噌汁や乳製品を使った料理は特に傷みやすく、酸っぱい匂いや粘りが出ることもあるため、夏場は避けるのが賢明です。

食材理由
ジャガイモ腐りやすく、温度変化に弱い
乳製品菌が繁殖しやすい
煮込みカレー時間経過で傷みやすい

腐敗しやすい食材は避け、キャベツや玉ねぎ、大根などを中心に選ぶことが大切です。

夏場のスープジャー使用におすすめなメニュー例

メニュー食材特徴
和風スープ大根、わかめ、昆布だし塩分があり保存性が高い
トマトスープトマト、セロリ酸性で菌の繁殖が抑えられる
冷製豆乳スープ豆乳、きゅうり冷やして持ち運べる

温かい料理にこだわらず、冷製メニューを取り入れるのも良い選択肢です。

 

少しでも保温、保冷力を高めたいならスープジャー専用のポーチを使用しましょう。

象印のスープジャーは保温力も抜群で、スープジャー専用ポーチも付いてくるのでおすすめです。

6時間以上の放置は危険ですが、少しでも温かいスープを楽しむことができますよ♪

 

スープジャーで食中毒を防ぐ正しい使い方とは

スープジャーで食中毒を防ぐには、夏場ならではの注意点を正しく理解し、丁寧に対策することが重要です。

とくに暑い季節は、温度が下がることで菌が繁殖しやすくなるため、使用方法を間違えると健康被害につながる恐れもあります。

そこで、以下の7つがスープジャーを安全に使うための具体的なポイントです。

  • 熱湯で予熱してから入れる
  • 調理直後の熱々をそのまま入れる
  • 冷たい料理は保冷で使う工夫をする
  • ゴムパッキンやフタまで丁寧に洗う
  • 容量の80〜100%を意識して入れる
  • 菌が増えやすい食材を避ける
  • 保温性能の高いスープジャーを選ぶ

この7つを押さえておけば、夏でも安心してスープジャーをお弁当に取り入れることができます。

それでは順番に、ひとつずつ詳しく解説していきましょう。

熱湯で予熱してから入れるのが基本

スープジャーを使う際は、まず最初に「予熱」をすることが重要です。

容器に熱湯を注ぎ、数分間置いてから捨てることで、内側を温めることができるため、スープを入れた際の温度低下を防ぎ、保温効果を最大限に引き出すことができます。

予熱をしないと、スープの温度が急激に下がり、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

とくに夏は、この温度管理がスープジャー使用の安全性を左右するため、面倒でも必ず実施しましょう。

調理直後の熱々をそのまま入れる

スープジャーに料理を詰める際は、沸騰直後の状態で入れるのが基本です。

60℃以上の高温をキープすることで、菌の繁殖を抑えることができます。

一度冷ましたものを再加熱せずに詰めたり、火から下ろして時間が経った料理を入れると、危険な温度帯(20~50℃)に達してしまう恐れがあり注意が必要です。

そのため、加熱調理が終わったらすぐにスープジャーに詰め、ふたをしっかり閉めて密閉状態を作ることが肝心です。

冷たい料理は保冷で使う工夫を

スープジャーは保温だけでなく、保冷としても使うことができます。

特に夏場には、冷たいスープや冷製メニューを詰めて持ち運ぶのも安全性の高い活用法です。

このときは、事前にジャーを冷蔵庫でしっかり冷やしておくと、より保冷効果が期待できます。

また、保冷剤や保冷バッグと一緒に持ち運ぶことで、さらに温度を安定させることができますよ。

とくに豆乳や乳製品を使った冷製スープは、冷やした状態で持ち運ぶことが前提になるため、保冷対策は欠かせません。

ゴムパッキンやフタまで丁寧に洗う

スープジャーの清潔さを保つには、内側だけでなく「ふたやパッキン部分」までしっかり洗浄することが大切です。

特にゴムパッキンの内側は、汚れや菌が溜まりやすい構造になっており、見た目がきれいでも雑菌が残っている可能性があります。

毎回の使用後に分解して洗い、しっかり乾かしてから使うことで、衛生状態を保つことができます。

夏は菌の繁殖が早いため、少しの油断が食中毒につながることもあるため、細部の清掃を怠らないようにしましょう。

パーツが古くなった場合は、定期的に交換することも検討すると安心です。

容量の80〜100%を意識して入れる

スープジャーには、できるだけ空気を含めずに入れることが望ましいとされているため、容器の8〜10割程度を目安にして入れるようにしましょう。

空気が多く含まれると、内部の温度が下がりやすくなり、結果として食材が腐りやすくなってしまうからです。

ただし、詰めすぎてふたがきちんと閉まらないと、保温力が落ちたり、漏れる原因にもなるため注意が必要です。

きちんと説明書にある容量ラインを守ることで、最も安全かつ効果的に使うことができます。


菌が増えやすい食材を避けるポイント

スープジャーで使う食材は、特に夏場は慎重に選ぶ必要があります。

腐敗しやすい食材としては、じゃがいも、乳製品、卵、ひき肉などが代表的です。

これらは加熱していても、冷めていく過程で菌が急増しやすいため、スープジャーに不向きです。

代わりに、大根、キャベツ、トマト、わかめなどの比較的腐りにくい食材を選ぶと良いでしょう。

また、酸味や塩分のある調味料を使うことで、保存性を高める工夫も効果的です。

保温性能の高いスープジャーを選ぶ

スープジャーを購入・使用する際は、「保温効力」に注目して選びましょう。

一般的に、6時間後でも60℃以上を維持できると記載されている商品が安心です。

口コミやレビュー、メーカーの実験データなどを確認することで、実際の使用感を把握できます。

また、使用頻度が高いとパッキンが劣化して保温性能が落ちるため、数年ごとの部品交換や買い替えも視野に入れておくと良いでしょう。

スープジャーの性能を引き出すには、器具そのものの状態にも気を配ることが必要です。

 

保温力と言えば、やはり象印さんがおすすめです。

象印のスープジャーなら6時間後も60度以上をキープしてくれるので、他のメーカーのスープジャーと比べて保温力が高いです。

安心してスープジャーを楽しむことができますよ♪

 

スープジャー夏の活用法とおすすめポイント

スープジャーは、正しく使えば夏でも子どもや家族に安心して持たせることができます。

ポイントは「予熱」「食材選び」「保温時間」の3点を押さえることです。

調理後すぐに詰めて密閉し、傷みやすい食材を避け、6時間以内に食べ終えるように伝えておくことが重要です。

また、通学・通勤中に温度が上がりすぎないよう、保温バッグや保冷剤を活用するのも良い工夫です。

これらの対策を取り入れることで、夏場でも安心してスープジャーを活用できます。

夏に向いている具材・レシピ紹介

夏場にスープジャーを使う際は、使用する具材やレシピに工夫を凝らすことで、安全かつ美味しく食べることができます。

特におすすめなのが、酸味や塩分を効かせたスープや、比較的腐りにくい野菜を使ったメニューです。

たとえばトマト、玉ねぎ、わかめ、大根などは夏でも傷みにくく、だしとの相性も良いため使いやすい食材です。

逆に、乳製品や卵、ひき肉、じゃがいもなどは傷みやすいため避けるのが無難です。

メニュー名使用食材特徴
トマトと玉ねぎの和風スープトマト、玉ねぎ、昆布だし酸味と塩分で保存性◎
梅干しとわかめのスープ梅干し、わかめ、ごま油殺菌作用に期待
冷製豆乳スープ豆乳、きゅうり、白だし冷やして保冷運用可能

冷製スープに切り替えることで、夏でも安全にスープジャーを活用できます。

調理法や温度管理を工夫すれば、季節に関係なく美味しいお弁当タイムを楽しむことができます。

象印のスープジャーは保温力に優れているため、とってもおすすめです。

スープジャー専用ポーチも選べるので、持ち運びにも便利でそのままカバンに入れて持ち歩くことがでますよ♪

この夏はスープジャーでおいしいランチをいただきましょう!

 

まとめ

スープジャーは夏場に使うと食中毒のリスクがあるものの、正しい使い方をすれば安全に活用できます。

特に注意すべきは、温度管理と食材の選定です。

調理後すぐに詰める、予熱を徹底する、6時間以内に食べるなどの基本を守ることが重要になります。

ジャガイモや乳製品など腐りやすい食材は避け、キャベツや大根、酸味のあるトマトなどを使うことでリスクを抑えることができます。

また、冷製スープを保冷しながら持ち運ぶといった工夫も、夏場には非常に有効です。

スープジャーを上手に活用すれば、暑い日でも手軽に栄養バランスのとれた食事を楽しむことができますよ♪

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